「維新」の「船中八策」に異議あり(2012.2.24)
2月24日、産経新聞【正論】に寄稿しました。
以下、その内容について産経新聞記事を転載いたします。
***************以下、2.24付 産経新聞【正論】より***************
一昨年のNHK大河ドラマで知れ渡った坂本龍馬の「船中八策」が、1月29日の橋下徹大阪市長の記者会見で救国の国是、国家構造として話題沸騰となった。
日頃から橋下氏の高い志、強い指導力、勇気、行動力を評価し坂本龍馬の遺志を継ぐ救国の英雄になるかとひそかに期待していた私は、「大阪維新の会」が来るべき国政進出に向けて2月13日に公表した「船中八策」なるマニフェスト(政権公約)を読んで失望した....
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産経新聞「正論」欄論文発表後の追記(2012.2.28)「老兵ハ死ナズ タダ消エユクノミ」
(Old soldiers never die, they just fade away)
この言葉は、マッカーサー元帥が米上院で退役挨拶をしたとき引用した、米国陸軍士官学校ウエスト・ポインターズたちの口ずさむ古い歌だときく。
一時、日本でも流行したこの歌の2番の歌詞は、意外に知られていない。
それはこうだ。
Young soldiers wish they would,
wish they would, wish they would,
Young soldiers wish they would,
wish they would fade away.
これが世界共通の新旧世代交代の真実だ。
私が昨年、海外の友人たちに宛てたクリスマスカードの一言は、「老兵は死なず」だったが、古い戦友たちから、「オレもそうだぞ」という返信が何通かあった。
テレビや雑誌で何か意見を言うと、大半は「よくいった!!」という激励なのだが、何通か必ず「老害だ、年寄りはひっこめ」という「早く消えろ 老兵め」という上記の歌詞のようなメールがくるものである。
だが、私の2月24日付産経新聞「正論」欄に寄稿した論文に対し、橋下徹大阪市長は、彼のツイッター上で素早く、適確に、認めるべきことは素直に認める意見を発表していた。
朝刊で読んで、午後1時過ぎには140文字ずつ数回にわけてコメントされたそれは、誠実で、礼儀正しいものだった。
橋下市長の所論については、彼のツイッターをお読みいただきたくとして、驚嘆すべき知的反射神経で、この戦闘機の敵味方識別装置は優秀だ。
我々“軍国少年”の昭和一桁組のオピニオン・リーダーたちは、心身共に疲労困憊し、リリーフ投手の出場を待ち侘びている。
〝全共闘世代や団塊世代〟には、後継者がいないからだ。
そのような中で、橋下市長は待望の救援投手である。
球は粗いが剛速球で、確かに勇気がある。
これまで誰もが恐れてタブーとなっていた部落解放同盟、大阪市役所、教育問題について、「人触レレバ人ヲ斬リ、馬触レレバ馬ヲ斬リ」と、私の若かった頃に似た闘士ぶり。
その姿に、私は38歳で東大安田講堂、41歳であさま山荘に突入した闘争の日々を思い出した。
憲法9条と国民投票についての意見には、私も賛成。
いま、この42歳の青年政治家も「ヘラクレスの選択」をしている。
私は期待したい。
そして、警察はこの若き政治家の身辺警護に万全を期さなくてはならない。
湾岸戦争の際、多国籍軍の補給軍司令官だったウィリアム・ガス・パゴニス中将の名著「山・動く」(拙訳、同文書院)の一文を、橋下市長に贈る。
アンドリュー・カーネーギーの墓碑銘
「自ラヨリ賢キ者ヲ近ヅケル術知リタル者 ココニ眠ル」
(Here lies one who knew how to get around him men who were cleverer than himself.)
人のいうことに耳を傾けることは、優れたリーダーの証しの一つだ。
署名活動にご参加いただいた皆様へ一色正春元海上保安官が起訴猶予(不起訴)となりました。
皆様の力で正義が行われ、刑事処分反対を訴えた我々が勝ちました。
いつかまた不正義が行われようとし、私がメッセージを発して皆様のご協力をいただくことがあるかも知れません。
その日に備えて、今回いただきました署名は厳重に管理いたします。
ありがとうございました。
お知らせインターネットテレビの『超人大陸』 で動画コンテンツを持たせていただきました。(おおむね2週間に1度更新されます)
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新刊について10月7日、文春文庫より『菊の御紋章と火炎ビン -「ひめゆりの塔」「伊勢神宮」で襲われた今上天皇』 が発売されました。
7月25日、幻冬舎より『ほんとに 彼らが日本を滅ぼす』が配本されました。
7月9日、文春文庫より『「危機管理・記者会見」のノウハウ -東日本大震災・政変・スキャンダルをいかに乗り越えるか-』が発売されました。
6月24日、致知出版より『国家の実力』が配本されました。
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