ドキュメントシリーズ

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本の紹介-ドキュメントシリーズ

b-toudai-s.jpg文庫本


b-toudai-h.jpg単行本(絶版)

『東大落城 - 安田講堂攻防七十二時間』

文春文庫、1996年
文藝春秋、1993年(絶版)



1969年1月18日、学園紛争の天王山・東大安田講堂で戦いの火ぶたはきられた。放水・催涙ガス・投石・火焔瓶...。3日間にわたる全共闘vs.機動隊の激闘を、現場の警備幕僚長の視点から再現したドキュメント。数々のエピソードとともに「危機管理」の実践例が満載。

1991年文藝春秋読者賞受賞作

b-asama-h.jpg単行本



b-asama-s.jpg文庫本

『連合赤軍「あさま山荘」事件』

文藝春秋、1996年
文春文庫、1999年



1972年2月、厳冬の軽井沢「あさま山荘」に人質をとって立てこもった連合赤軍のメンバーとの10日におよぶ死闘。全国民がテレビの前に釘付けになったあさま山荘の現場に、当時現場指揮官として派遣された著者と、のべ34,949名の警察官たちの戦い。その”城攻め”の一部始終を、当時記していた手帳のメモや発表資料、共に闘った警察関係者の証言などをもとにまとめた迫真のドキュメント。

映画『突入せよ!「あさま山荘」事件』(2002年)の原作本

b-honkon-s.JPG文庫本


b-hongkong.jpg単行本(絶版)

『香港領事 佐々淳行
    - 香港マカオ暴動、サイゴン・テト攻勢』

文春文庫、2002年
文藝春秋、1997年(絶版)



1965-68年、警察庁出向領事として赴任した香港での危機管理ドキュメント。香港暴動、ベトナムでのサイゴン・テト攻勢等、在留邦人の保護・救出に奔走した経験と当時のアジア情勢を描いたドキュメント

gotouda72.jpg単行本


b-gotouda.jpg文庫本

『わが上司 後藤田正晴 - 決断するペシミスト』

文藝春秋、2000年
文春文庫、2002年




危機管理の師であった「後藤田正晴」元副総理。その部下として、また弟子として、警察庁時代から現在にいたるまで歩んできたの戦後危機管理の歴史と、それにまつわるエピソード。 後藤田正晴氏の危機管理の采配ぶりや決断、あまり知られていない素顔の数々を紹介。

gotouda12nin.jpg単行本


b-gotouda12nin.JPG文庫本

『後藤田正晴と十二人の総理たち
      - もう鳴らない“ゴッド・フォン”』

文藝春秋、2006年
文春文庫、2008年



2005年10月31日、故後藤田正晴副総理の「お別れの会」。筆者は、参列した歴代総理の献花の列を眺めながら、それぞれの総理の時代に起きた国家的危機と、後藤田-佐々の「特別権力関係」での危機管理の数々を回想していた。

湾岸戦争、PKO文民警察官殉職、阪神大震災、ペルー青木大使公邸占拠事件・・・・

「佐々君は、おるかな」という一本の電話で始まる、平成時代の国家危機管理の外史とそれにまつわるエピソード、また、カミソリ後藤田の知られざる素顔を、あますところなく伝えようと筆を執った作品。既刊『わが上司 後藤田正晴』の続編であり、後藤田-佐々の危機管理ドキュメントの最終編。

b-kim-s.jpg文庫本


b-kim-h.jpg金日成閣下の無線機(絶版)

『謎の独裁者・金正日 - テポドン・諜報・テロ・拉致』

文春文庫、1999年



警察庁外事課・警視庁外事課時代、「事件を呼ぶ男」のあだ名どおり、次々と起こる事件・事案。金日成・金正日2代にわたり対日工作を続ける北朝鮮を中心に、ソ連(現・ロシア)や旧東ドイツに関連する出来事、時折舞い込む珍妙な事件など、外事警察の悪戦苦闘ドキュメント。歴史を振り返りつつ、北朝鮮危機についていま一度目を向けるきっかけとなる1冊でありたい。


この作品は『金日成閣下の無線機』(読売新聞社、1992年、絶版)に、近年の朝鮮半島情勢等を大幅に補筆・加筆して再編集したものです

kikunogomonsyou0003.JPG単行本

『菊の御紋章と火炎ビン-「ひめゆりの塔」と「伊勢神宮」が燃えた「昭和50年」』

文藝春秋、2009年



反皇室闘争の嵐が吹き荒れていた昭和50年。
日本の皇室への、直接行動としてたった1度の火炎ビン攻撃である「ひめゆりの塔」事件、そしてそのわずか2か月後に伊勢神宮で起きた「風日祈宮火炎ビン事件」。
警察庁警備課長、三重県警本部長として皇室の行啓にともなう警備責任者であった筆者が、2つの事件と当時の皇太子・同妃両殿下(今上天皇)のご様子、当時の世相や官邸・警察上層部の姿などを描いたドキュメント。

b-megurosyo-s.jpg文庫本



megurosyo.JPG単行本(絶版)

『目黒警察署物語 - 佐々警部補パトロール日記』

文春文庫、1994年
文藝春秋、1989年(絶版)



昭和29年、警察庁に入庁した佐々警部補の最初の配属先、警視庁目黒警察署。東大出たての「駆け出しおまわりさん」のパトロール日記と、戦後の混乱が残る当時の東京の情景などを描いたポリス・ドキュメント。

b-bijinjoyuu.JPG文庫本


10ninnodeka.JPG目黒署10人の刑事(品切れ、再版予定なし)abekku.JPG目黒署アベック殺人事件(品切れ、再版予定なし)

『美人女優と前科七犯 - 佐々警部補パトロール日記Ⅱ』

文春文庫、1998年



警察庁入庁後、はじめて配属された目黒警察署でのパトロール日記第2弾。所轄内で起きる数々の事件と、新米主任”硬派の青春時代”自叙伝と、それを支えた「刑事独立愚連隊」とのデカ部屋グラフィティー。


この作品は『目黒署10人の刑事-佐々警部補シリーズ』(1990年、文芸春秋)と『目黒署アベック殺人事件-佐々警部補シリーズ完結編』(1990年、文芸春秋)より抜粋・再編集したものです。

b-senjisyounen.JPG文庫本



b-6dan2kumi-h.jpg六男二組の約束(絶版)b-6dan2kumi-s.jpg「六男二組」の太平洋戦争(絶版)

『戦時少年 佐々淳行』 - 父と母と伊藤先生

文春文庫、2003年



戦時下の東京麻布・南山小学校。主役は六男二組の生徒59人とみんなが敬愛し続けた伊藤信雄先生。今なお心に生き続ける理想の教師像と、教育の原点を小学校時代の佐々淳行の視点から描いた。

また、小学校時代の思い出や当時の情景に加え、父や母のこと、東京大空襲をはじめとする戦時体験も多数執筆。戦時下でしたためていた日記は、少しませた子どもの目線からみた太平洋戦争のドキュメントともなっている。


この作品は、『六男二組の約束-戦争と先生と59人の子供たち』(TBSブリタニカ、1995年、絶版)に新たな資料を加え、補筆・加筆した『「六男二組の太平洋戦争』(小学館文庫、1998年、絶版)をさらに大幅加筆して再文庫化したものです。

b-yakeatonoseisyun.JPG文庫本



yakeato.jpg単行本

『焼け跡の青春・佐々淳行 - ぼくの昭和20年代史』 文藝春秋、2000年
文春文庫、2006年


敗戦から占領を経た戦後日本の復興、世の中や経済、庶民の生活までめまぐるしく変化した昭和20年代。昭和20年8月15日、中学3年生の著者が敗戦をどう受け止めたか、なぜ警察への道を志したのか。 また、朝日新聞論説委員から参議院議員となった父の姿。混乱の中で多感な青年期を過ごした自分史と重ねて、あの時代を記しました。

andon.jpg単行本

『一隅を照らす行灯たちの物語-実践的青少年教育のノウハウ』

冨山房インターナショナル、2009年


1991年、「日の丸を掲げた直接国際人道支援」をモットー設立された国際ボランティア団体「日本国際救援行動委員会(JIRAC)」。
その理事長として10年間ににのべ850人の青年隊員をカンボジア、ロシアに引率した筆者が、豊かな時代の現代の若者が、ボランティア活動と集団生活を通じてたくましく成長し、深い思いやりを持った人間になっていく様子を綴った、28のオムニバスストーリー。
普通の青年が、小さな灯りを点しながら成長する様子を、若者にも、子を持つ親にも、教育関係者にもぜひ読んでもらいたいという筆者の思いが詰まった一冊。